梅干は、カルシウム・鉄・リンなど、豊富に含まれていて
います。
クエン酸とは、日常食べる梅干やレモンに含まれている酸味のもとです。クエン酸はとてもおいしい酸味で、食品のかくし味などに役立つ重要な食品の一つといえるものなのです。
●クエン酸を含む食品
温州みかん、夏みかん、レモン、グレープフルーツ、桃、梅、いちご、キウイ、リンゴ酢
青梅の毒性は、実ではなく核(種)にあるシアン酸(青酸)によるものです。しかし未熟な梅・青梅は核が柔らかいために実の方にまでしみ出てきます。ですから青梅は食べないようにと言われているのです。もちろん完熟した実にはその心配はありません。
★ 普通は生食しないので、梅干や梅ジャム、梅酒で利用します。日本人にとって身近な梅干は、古来から大いに親しまれてきた食品ですが、食べ過ぎると、胃液の分泌が過剰になったり、塩分の取りすぎにつながったりします。1日1〜2個に程度にとどめておくのが安心でしょう。
★ 青背魚の臭み消しに使ったり、お弁当やおにぎりに入れて腐敗を防ぐことができます。